やる気がないSEのできるまで
この前、長々と東京出張に行っていきていろいろな方と飲んできました。
で、そのとき出た話が、
サイト主はすげー仕事に対してやる気がないね〜
といった趣旨の発言が出たので、まあ、どんな本とかものを読んでいるとこうなってしまうのか?っていうのをちょっと書こうと思います。
- 作者: トーマスフリードマン,伏見威蕃
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/01/19
- メディア: 単行本
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- 作者: トーマスフリードマン,Thomas L. Friedman,東江一紀
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2000/02/01
- メディア: 単行本
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個人的に、結構効いているのがトーマス フリードマンのグローバル化ネタの本。グローバル化によって色々変わっていくと思っているのですが、今やっている仕事がそれに対してどれだけ役に立つのか、現状のSIerなんてまとめて駆逐される側なんかじゃないかっていうのが疑念が個人的には効いてます。
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 新書
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で、次が梅田本。やる気と能力がある人の力は、今までになく増大しうると認識しています。会社の中でしかできないことも当然ありますが、別に会社に従属する必要もないという印象を持ちました。
で、あとは、ハテブ系の各種エントリ。
あらためて衝撃――日本のソフト産業を統計分析する
氷河期の猛吹雪にズダボロに引き裂かれた人々と、グングン成長した人たち
IPAフォーラム2007で討論してきた
挙げだすと切りはないんですが、まあパラパラと思い出して印象に残っているものを。コンピュータ技術や、それを生かしたサービスの展開なんかは凄い興味はあるんですが(自分がそっちに向いているかは置いといて)、今までSIerの仕事をやってきて上のようなエントリを読むとどうなることやらといった印象を持ちます。
で、最後の締めが↓。
- 作者: ジャック・D.シュワッガー,横山直樹,Jack D. Schwager
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 単行本
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新マーケットの魔術師―米トップトレーダーたちが語る成功の秘密 (ウィザード・ブックシリーズ)
- 作者: ジャック・D.シュワッガー,Jack D. Schwager,清水昭男
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 1999/03/15
- メディア: 単行本
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トレーダのインタビュー集の本です。ある意味、私が望む姿に最も近いものがここにあったのかといった感じです。性格的に、一人 OR 極少人数で常識とか無視して特定のことを突き詰めていくようなことが向いていると思っていたのですが、トレードもそのタイプの仕事だなと思わせる本でした。
最後の投資の本は参考になる人は少ないと思いますが、その他のものは結構お勧めなので、興味があればぜひ読んでみるといいのではないかと思います。