書籍紹介 ワーキングプア 日本を蝕む病
- 作者: NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2007/06/01
- メディア: 単行本
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昨日読んだので紹介。読んで欲しい人としては、
- 退職を考えている人
- 今派遣であり、かつ、専門性が低い仕事をしていると思ってる人
- 専業主婦(自活の能力がない可能性が高いって意味で)
って感じ。
まあ、タイトルから推測できるとは思うが読書後の後味は非常によろしくない。が、現実は往々にして酷いものだし、政府が効率的に解決できるとは思っていないので、「世の中酷い」「一歩まちがうと転げ落ちます、退職は慎重に」とかいった教訓をえるにはいい本ではないかと思う。
本を読めばわかるのと思うのだが、ある程度ワーキングプアに陥っていくには共通的なパターン、特徴があるように私には思われる。で、「まじめにこつこつ」はワーキングプアに陥っていることを阻止してくれるファクターではない。
「斜陽の産業に勤務」「斜陽の地域に居住」「離婚」「病気」の辺りのフラグが立つと、「まじめにこつこつ」はあまり意味を成さない場合が多々あるようだ。