書籍の電子化にチャレンジする
先日、上記エントリにつられぽちっとしたぶつが、さきほど届いたので早速試し中です。
購入物は以下。
FUJITSU ScanSnap S1300 FI-S1300
- 出版社/メーカー: 富士通
- 発売日: 2009/11/21
- メディア: Personal Computers
- 購入: 16人 クリック: 522回
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となります。で、現在作業(調査中)の感想ですが、裁断機は必須品ではありません。
この裁断機、少年ジャンプぐらいの厚さまでならば結構ざくざく切れる&ヤフオクで新品1万ぐらいかえるいい品なのですが、非常にかさばります。相当でかいです(60*40cm)。省スペース化の為に買ったのに、むしろ裁断機がかさばって邪魔!!といった自体まで起こしかねないサイズです(書籍の量に当然よりますが、、、)。
本の解体には、裁断機を使わない方法があります。以下、抜粋です。
第1-二-(一) 加熱処理による方法
ホットメルトを加熱して溶かして、本を1枚ずつに解体することができる。
加熱に用いる道具により、下記の2種類の方法がある。
なお、ホットメルト以外の接着剤が使用されている部分については、加熱しても解体できないので、
手で引き裂いたり、後述の裁断や薬品による方法を試すこと。
アイロンやホットプレートを用いた解体
無難な道具である。
ペーパータオルを本の背に当てる。
ペーパータオル越しにアイロンやホットプレートなどを本の背に当てて、ホットメルトを加熱する。
ホットメルトが軟化して糊状になったら、むしる。十分に軟化していれば、力を加える必要はない。
製本によっては表紙の背を熱して取り外すだけで1枚ずつペリペリ取れるが、そうでない場合は更にアイロンなどを使ってペーパータオル数箇所にホットメルトを十分に吸わせる(移す)ようにして取る。
電子レンジを用いた解体
手早く作業を行える道具である。
しかし、暖めすぎると本が歪んだり焦げたり燃えたりするので、初心者には加熱時間の加減がやや難しいかもしれない。また、火傷にも注意すること。
電子レンジで本を暖める。目安は1分間ぐらいだが、使用する電子レンジの出力による。900W出力で1分間加熱して扉を開けた瞬間、庫内に酸素が流入して発火したとの報告あり。初回は短めの時間設定にして、それで不十分ならば10秒間ずつ時間を長くしていき、最適な加熱時間を探っていく。
ホットメルトが軟化して糊状になっている間に手早くむしる。
といった手段がありますので、本の電子化を目指す人は、まず、
アイロン解体 & スキャナー
から入るのがベストではないかと思っています(電子レンジは個人的には推奨できません・・・)。
今回、購入した「FUJITSU ScanSnap S1300 FI-S1300」は非常にコンパクトで、ティッシュ箱程度のサイズです。知人から借りることも充分可能なサイズですので、まずはアイロン解体 & スキャナーでぜひチャレンジされてみてはいかがでしょうか?