書籍の電子化にチャレンジする

scansnapと裁断機を買って本を電子化しまくる


先日、上記エントリにつられぽちっとしたぶつが、さきほど届いたので早速試し中です。


購入物は以下。

FUJITSU ScanSnap S1300 FI-S1300

FUJITSU ScanSnap S1300 FI-S1300


大型ペーパーカッター 裁断機


となります。で、現在作業(調査中)の感想ですが、裁断機は必須品ではありません
この裁断機、少年ジャンプぐらいの厚さまでならば結構ざくざく切れる&ヤフオクで新品1万ぐらいかえるいい品なのですが、非常にかさばります。相当でかいです(60*40cm)。省スペース化の為に買ったのに、むしろ裁断機がかさばって邪魔!!といった自体まで起こしかねないサイズです(書籍の量に当然よりますが、、、)。


本の解体には、裁断機を使わない方法があります。以下、抜粋です。

第1-二-(一) 加熱処理による方法
 ホットメルトを加熱して溶かして、本を1枚ずつに解体することができる。
 加熱に用いる道具により、下記の2種類の方法がある。
 なお、ホットメルト以外の接着剤が使用されている部分については、加熱しても解体できないので、
 手で引き裂いたり、後述の裁断や薬品による方法を試すこと。


アイロンやホットプレートを用いた解体


無難な道具である。
ペーパータオルを本の背に当てる。
ペーパータオル越しにアイロンやホットプレートなどを本の背に当てて、ホットメルトを加熱する。
ホットメルトが軟化して糊状になったら、むしる。十分に軟化していれば、力を加える必要はない。
製本によっては表紙の背を熱して取り外すだけで1枚ずつペリペリ取れるが、そうでない場合は更にアイロンなどを使ってペーパータオル数箇所にホットメルトを十分に吸わせる(移す)ようにして取る。


電子レンジを用いた解体


手早く作業を行える道具である。
しかし、暖めすぎると本が歪んだり焦げたり燃えたりするので、初心者には加熱時間の加減がやや難しいかもしれない。また、火傷にも注意すること。
電子レンジで本を暖める。目安は1分間ぐらいだが、使用する電子レンジの出力による。900W出力で1分間加熱して扉を開けた瞬間、庫内に酸素が流入して発火したとの報告あり。初回は短めの時間設定にして、それで不十分ならば10秒間ずつ時間を長くしていき、最適な加熱時間を探っていく。
ホットメルトが軟化して糊状になっている間に手早くむしる。


自炊技術Wiki 解体


といった手段がありますので、本の電子化を目指す人は、まず、


アイロン解体 & スキャナー


から入るのがベストではないかと思っています(電子レンジは個人的には推奨できません・・・)。
今回、購入した「FUJITSU ScanSnap S1300 FI-S1300」は非常にコンパクトで、ティッシュ箱程度のサイズです。知人から借りることも充分可能なサイズですので、まずはアイロン解体 & スキャナーでぜひチャレンジされてみてはいかがでしょうか?