エクセルについて考える
元ネタはこちら
Excelレガシー再生計画
http://itpro.nikkeibp.co.jp/office/index.html
の下記のあたりのエントリ。
【識者の一言】「CFOのExcelは武士の太刀」
Excelを使えないIT部門はSOAに取り組めない
【識者の一言】「現場の要望を突き詰めたら,結局はExcelだった」
システム開発生産性が最も高い言語
【識者の一言】「情報システム部門はExcelにもっと目を向けよう」
で、エクセルのポイントかなと思ったのは
- 現場の人間がいじれる (スピード感、業務への理解度)
- ツールとして、特定の要件に対しては明らかに高機能
といった所。
で、逆にデメリットと考えたことは、
- データとロジックの分離がなされにくい(技術的にはできるけど、やってくれない)
- データとロジックの版管理とうがなさず、移行、横展開時にえらいことになる
といった所ではないかと思う。
ただ、最近はエクセルでも外部連携は充実してきているはずなので、サーバで
- 業務的に揺らいではならないデータ
- それに伴う最低限のロジック(データの登録、更新、バリデーション、基本検索、ワークフロー)
を管理して、それ以外をエクセルで作っちゃえばいいようなシステムって多々あるんではないだろうか?
SIer、システム部手動のWebシステム等の開発手法では、現場からあがってくる細かなものを「カイゼン」していくのは難しい(or コストがかかる)。SIer、システム部は、現場が「カイゼン」するために必要な背骨となるシステムの作成に注力し、現場に任せれることは現場に任せた方がいいのではないだろうか?
みたいな事を考えて、上記の記事を読みました。