プロというもの?


専門性から降りて始まる「プロ」への道
http://www.ki-dousen.net/modules/nsections/index.php?op=viewarticle&artid=153

「自分の専門性から降りることをする人をプロとする」


・・・・・


そのとおりじゃないですか。専門性から降りられなくて、専門知識だけで何かやらなくてはという脅迫観念におびえるかのように何かをやってしまい、労働の質を非常にせばめてしまう。


・・・・・


『手に握っているのがハンマーだけだったら、問題という問題がぜんぶ釘に見えるだろう』


これは、手持ちの(往々にしてたった1つの)やり方・ツール・知識だけで全ての問題に対処しようとしてしまう性向への戒めの言葉です。


そのとき、釘打ちの専門家としてのスキル(ハンマー)を手放す必要はありませんが、同時にその限界をも見極めて、真の問題解決のために必要な道具や仲間を探しに行けるかどうか。そこがプロの存在価値なのでしょう。


私は、まだ、ろくなハンマーも持ってないし、上記のような境地には至れませんな。


上記のようなことを普段から意識していないわけではないんですが、人事的な評価が上記のようなプロを評価するようになされているわけではないと思っているので、「俺のハンマーはこんなに使えるぜ!!」みたいなアピール意識というか「我」が余り抜けていません(っていうかそれほどとがったスキルを持っているわけでもないんですけどね)。っていうか、評価のために、意図的に「個別最適化」を進めるような方向で動く場合があります。


で、実際に上司の辺りってどの辺まで見れてるんでしょうね?会社として求めるのは、「自分の専門性から降りれるプロ」だと思うですが、評価する上司自身が「プロ」じゃない場合もありそうですしね・・・・


ただ、本当にスキルを積もうと思っているならば、このようなことは意識していなければならないと思いました。