また分裂君があっぷしていたので

日本でしか生きていけないと将来破滅するリスクがあるので、世界中どこでも生きていける戦略のご紹介
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080309/1205057461


「将来破滅する」っていうのは、表現が極端な気もするけど。まあ、普段思っていることに近い気はするので紹介です。引き出しは多いほうが得ですもんね。


日本はヤバくても、東京はヤバくないかも
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51015904.html


あと、上のような話も出てるけど、経済的な元気のよさはさておき、個人的には「国って見たときにサイフは一つなんじゃ?」と思ってしまう。

だからといって東京の「都富」を地方に配り直しても、うまく行きそうにないし行っていない。むしろそれは共倒れの危険を大きくする。21世紀は都市の時代。都市を地方化するのは時代の逆行にしか思えない。


あと、政治家にとって重要なのは「時代に逆行しているか」じゃなくて、「選挙期間に当選に必要な得票数を得られるか」だと思ってるので、地方の一票の価値が高い現状が維持される場合、政治家としては地方重視って戦略は明らかにありと思えてしまう(有力政治家って地方の人が多い印象がある)。

無理矢理夕張市を再建するより、移住支援をした方が安上がりに思えるのは私だけだろうか。


これも思う人は民間人にはたくさんいると思うんだけど、政治家がこれを言っちゃうと政治家生命が終わるような気もする。私個人は、「ひっこしゃいいじゃん」っていうか「外国ひっこせねーかな」とか思っているようなタイプ(よく「実家の土地をうっぱらいたい。金利でオーストラリアか、東南アジアで暮らしたい」とか言って顰蹙を買う)。一方、身内に「先祖代々の土地」とか「墓の守は」とかいっている人間も身近に要るんで、おおっぴらに言うには相当危険なセリフって実感もある。


ってことで、何がどう転ぶかは予想はできないと思うけど、引き出しは多いほうが単純に色々いいんだろうなという思いを再確認しました。