エンジニアの未来サミットにいってきた

かつては日本の基幹を担うと言われたIT(Infomation Technology)業界。しかし,いつの間にか「3K,5K」「35歳定年説」など,ネガティブなイメージが定着し,さらに最近のイベントで物議を醸した「エンジニア最初の10年のキャリア」についてのさまざまな議論から,IT業界の将来すら不安視されることが増えてきました。

でも,実際のところはどうなのでしょうか?

本サミットでは,これからIT業界を目指す学生,また今IT業界に入ってきた若手エンジニア・デザイナーの皆さんからの疑問や不安に対し,業界をリードする「アルファギーク」の面々,そして今活躍している30代前後のエンジニア,いわゆる7x,8x世代の方々がお応えします。

彼らが語るIT業界の今,さらに実際の仕事への取り組み方やエンジニアの魅力について語る熱いメッセージをぜひお聞きください。


エンジニアの未来サミット
http://gihyo.jp/event/2008/engineer


行ってきました。で、まず、


(-_-;) 学生少ない!!


っていうのが、最初の印象。


来場者のイメージとしては、IT業界にはいって10年ぐらいまでの人が7割を占めているといった感じでした。
議論的には正直発散していたり、目新しい情報もなかったりでしたが、やはり生で聞くのとネット上で見るのはかなり違うという印象。


アルファギークの方々や、現在がんばっている2部の同年代の方のリアルな意見は、エネルギーのチャージには役立ちました。


基本的には、私が思っていることに近い話が展開されていたので背中を教えてもらえたような感じです。
本エントリでは、あんまりセミナーの内容自体には触れれていないので、参考までに他の参加者のブログから要旨とおもわれる部分をチョット引用しときます。

(パネラーのメッセージを)ものすごく簡略化してしまえば、受け身ではなく自ら能動的に道を切り開くべし、という話なのだと僕は理解しました。リスクを恐れていつまどもウジウジしてるくらいなら、とりあえずやってみて間違っていれば軌道修正すれば良い、


・・・・・


そんな企業(≒ブラックな企業)はさっさと辞めて転職する勇気も必要なのかな、と感じました。よしおかさんの「やってみなきゃわからないじゃない」という言葉が、当たり前のことながらひどく心に残りました。


エンジニアの未来サミット行ってきました
http://d.hatena.ne.jp/L3msh0/20080914/1221367995

ひがさんによると、今のSIer業界はみんな同じことを言っている(「上流工程で稼ぐ」)という。そういう状況である限りSIerのビジネスモデルは、価格競争にならざるをえなくなり、その時生き残れるかは差別化できる技術を持った者のみだ、みたいなことを言っていました。ホントにそう思う。


今日一番心にきたのは吉岡さんの「したたかに生きる」という言葉でした。平凡な言葉だけど、その言葉の中には誰も助けてくれないし誰も面倒見てくれないという、現実を直視しした意味が込められてる前向きな言葉だなと思いました。


エンジニアの未来サミットに行ってきた
http://www.word-iteration.jp/index.php?itemid=214