職業“詐欺”〜増殖する若者犯罪グループ〜 を見た

いまさらながら、タイトルの番組を見た。


番組の概要は下記のあたりから。


http://www.nhk.or.jp/special/onair/090209.html
http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-58d9.html


で、私が思ったこと。

  • 「(振込め)詐欺」は職業として成り立つぐらいリスクとリータンのパフォーマンスがよいのは事実と思われる
  • 重要なのは道徳でなく、「詐欺」「犯罪」の職業としてのパフォーマンスを下げること。「職業」として割が合わないと思わせなきゃ解決しないと思う。
  • 出し子」⇒「運搬役」⇒「元締め?」のチェーンはあるのだから、密告報奨制とか作ればいいのに。いつ、手下、仲間に裏切られるかわからない状況になれば相当仕事がやりにくくなると思う。所詮利害だけの関係なんでなおさら。
  • 出し子の手取りが5%ぐらいだったのだが、分が悪すぎる。持ち逃げとかすればいいのに・・・。他の犯罪組織(確かロンダリング関連)の出し子はもっと手取りがよかった気がする。


ある社会心理学者(在日外国人の犯罪を調べている人?)が


投資家が投資に適した国を選ぶように、犯罪者も犯罪に適した国を選ぶんです


とか言っていたけど、仕組みとして「犯罪は割に合わない」「犯罪は儲からない」という認識をさせ、またそのような仕組みを作らなければ、どうにもんならんな〜と思ったです。