鬼PMを思い返す


前いたプロジェクトに鬼PMというか、欝病患者量産機というか、強烈なPMがいた。
頭は明らかに良いとの評価だったが、人格的に非常に問題があり(具体的にはすぐテンパって無駄なプレッシャーを掛けまくる)個人的には、嫌いというか、色々許せないというか、恐怖の対象だった。


で、今、鬼PMがそのプロジェクトをやっていた年になった。鬼PMがやっていた仕事を今の自分ができるかと想像してみると、


「ああ、あの人も大変だったんだな〜」


と思えるようになった。
いっしょのプロジェクトにいた年配の方が


「あれはしょうがなかったんだよ」


と穏健なことを言っていて、それが当時は全く理解できなかったのだけど今なら理解できるような気もする(ちなみにその年配の人も鬼PMにぼこられていた)。


ただ、「スキルが足りない」「胆力が足りない」「頭が悪い」ってことは明らかな罪悪だと思っていて、今自分が鬼PMと同じ立場に立たされたら同じようなことをしてしまうのではないかと思うので、精進しなければならないと思う。